DIG & BURY
DIG&BURYは恐怖めいたものへ軽く薄く近づきながら制作をしています。恐山に行きイタコに出会い、竹島を自分の目で確かめにいき、ミャンマーのサイクロンに偶然出会う、そういう彼らの方法と歩み方は子どものように都市や街を歩き、怖いものに目印をつけるように軽くてたどたどしい。俗っぽい態度で恐怖に向き合う作品への否定の気持ちと共に、メディアを通して恐怖に慣れてしまった私たちの姿勢そのものを反省しつつ現実に向き合う契機になる、そういう作品です。
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